チャレンジ 【仕立て】八寸帯その1
おこもり生活で 溜まっていたやりたいことを少しずつやっていきます。
反物で手に入れた八重山ミンサーを仕立てました。
仕立て方法は松葉仕立て。
手先の部分のみかがり、前帯部分の幅出しが可能で 長身さんやポッチャリさんにおすすめの仕立て方です。
では 詳細です。
<作業の目的>
・八寸の仕立て方を学ぶ。
・松葉仕立てで仕上げる。
・千鳥かがり、脇かがりをやってみる。
・所要時間を確認する。
・帯を仕上げて着れるようにする。
<作業の手順>
①長さを測る。タレの折り返し部分約114cmの往復 と 手先の部分の長さ約258cmを確認・確保する。
②タレを折り返して縫う。千鳥かがり
③タレの脇かがり。
④手先を縫う。
<作業>
① 長さを測ってタレ約114cm程裏面を折り返す。
縫代は一寸。余分な部分を切り取る。
クリップで止めて、仮縫い(写真③の黒い糸)。
右側がタレ先。
②折り返した部分を縫う。
千鳥かがり 上手に出来ました。 *左から縫い進めます!
③タレの脇かがり。
トンネルかがりならこんな感じ。今回は両脇全て閉じました。
④手先を縫う。
裏にして、半幅にして縫う。縫代の角を落とすと 折り返しが綺麗!
折り返して 5寸ほど端を縫い合わせる。 松葉仕立てにします。
<まとめ>
・全通なので 柄出しの心配がなかった。
・比較的扱いやすい厚さ、柔らかさであった。
・脇かがりは根気が要った。
・松葉仕立ては胴回りを縫う箇所が少し良い!
ということアイロン掛けも必要なく、根気要りましたが2時間ほどでできました。
構造と手順の確認できました。
かがり方も上手に出来ました。
完成して着用できるようになりましたのでミッション完了!
色といい、素朴な柄と織で カジュアルな装いが楽しくなる帯です。
次回は 完成した着装写真も掲載したいと思います!
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