お宮参りのご準備
先日、お宮参りのお支度へ行ってきました。
ご両親の訪問着と羽織袴をお着付けさせていただきました。
その時に拝見したのが、犬張り子とでんでん太鼓。
祝い着の紐に通してお参りするために用意するものです。
伝統的に用意されるものは
末広(扇子)、末広がりとして人生が広がっていくことを願って。
犬は病気をせずにすくすくと育つと言われ 縁起担ぐために、
でんでん太鼓は元気に、裏表なく育つように、
(お参り後はお子様の玩具としても使われます。)
これに加えて
祝儀袋やぽち袋を一緒にするところや
5円玉を12枚麻ひもに通して一緒にくくるというものがあります。
これは1年12カ月、お金に困らないようにとするものです。
(地方によって違いがあるようです。また諸説あります。)
最近では、お守りのみ下げるというのが主流になり、
これらをあまり見かけなくなりました。
いずれにせよ、お宮参りして、健やかなるお子様の成長を願う親子心は
今も昔も変わりませんね。
これからも、お宮参りのお支度の際は、しっかりとそのご両親の気持ちに寄り添いお支度させていただきます。
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