七五三・お扇子の位置

  お子様のお支度で 心掛けていることがあります。

 できるだけ苦しくないように、危なくないように。


 着慣れない方が着物を着ると 体に幾重にも巻いてある布や紐が負担になるのは当然のことでしょう。

 まして、お子さんならば尚更です。


 着付けの時は 幾度となく 「大丈夫ですか?」とお声かけします。

お子様の場合も同じですが、 とても忍耐強いお子さんもいて 「大丈夫!大丈夫!」と言います。

 けれど、緩めると着崩れするので そうもいきません。 ですので、お子さんの表情を見ながら、途中で休憩を挟んで座ったり、飲み物を飲んだりしてもらっています。

 大人だって、立ちっぱなしで お支度大変ですものね。

 また、紐の掛ける位置 や ちょっとした工夫 をいれたりもします。

 さらに、こんなことも。

 お仕上げにお扇子を挟みますが、大人の方のように胸には挿しません。帯締めの左側に挿します。胸を挟むと 万が一転んだ時に危ないからです。

 履き慣れない草履で 足元も 怪しくなるので、 できるだけ 扇子をお顔や胸から遠ざけたいのです。(抵抗がある方にはお写真の際に お扇子を入れなおすようにしてもらいます。)


 この日のお嬢さんは ピンクでまとめた 可愛らしいお着物をお召しでした。 また、羽二重のつまみ細工の髪飾りがとても素敵です! 

 お母様のお着物も お付添のお母様らしい 優しいお色で、 お子様とのバランスも とても良いですね。


 お子様の七五三のお祝い 誠におめでとうございます。

ますますのご成長こころよりお祈り申し上げます。


愛され着物いずみ

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