まとめ【成人式の準備】いつ頃、どこで、ポイントは?
お嬢様の成人式が近づく頃、
いや、そのもっともっと前の高校生の頃から 成人式の振袖のセールスの電話や
DMが来るとか・・・。
「もう我が家の娘もそんな年頃か〜」と感傷に浸ってもいられません。
なぜならやることがたくさんあるからです。
初めてのことに いろいろ思いを巡らせている方も多いと思いますので、
今回、 お子様が成人式を迎えるにあたって どのようなスケジュールで進めるとうまくいくのかをお伝えします。
1〜2年前に着物を買うか、借りるか、譲ってもらうか方針を決めます。1年前ごろまでに契約・予約する、半年前には準備が整っている状態にしたいものです。
決め手の方針、契約、準備のポイントをお伝えします。
方針を決める 式典の1.5~2年前
高校を卒業する頃、進路が決まった頃に考えはじめます。
遅くても約1年前まで方針を決めます。
では 大きく分けて選択は3つがあります。
振袖は
①購入する
②レンタルする
③ママや親戚の着たものを着る
どれにするか よく話し合いましょう!
ポイントは
予算、好み、手間が ポイントです。
・予算
ママ振袖なら サイズお直し・お手入れ、着付け小物補充と美容代のみ。5〜10万円あれば間に合いそう。
そのままの状態で使えるかどうかは次回にお伝えします。
レンタルなら おおよそ10〜30数万円。
新規購入は 着物と帯平均30万円〜天井知らずで 他に仕立て料金も必要で、小物なども必要なら買うことになります。
購入は購入でもリサイクルを利用する方もいるでしょうから工夫次第でしょうか?
・好み
購入・レンタルはたくさんの中から選びたい放題です。好みのものが見つけれらるはずです。 後は予算と手間など、条件を考えます。
ママ振袖は 選択肢は一択ですので、 そのお着物と帯をお嬢さんが着たいと思っているかどうかが大きな問題です。
もし好みが違うのであれば他の選択肢を考えるか、 着物・帯・小物を部分的にレンタルもしくは購入を考えます。
それでも好みに合わない・納得できない場合は、別の選択肢を考えるしかないです。
・手間
購入やレンタルはどこで契約するかとても悩みます。
多くの人は着物の相場感がわからないため、その値段にびっくりします。
レンタルも購入できる店もたくさんあります。 呉服専門店から百貨店、振袖専門店などあります。 パンフレットやネットもありますが、多くはお店に足を運び選ぶことになります。
これが結構時間をとります。 中にはいろいろ行きすぎて かえって迷うことがあります。
レンタル、購入いずれでも2箇所はチェックしたいところ。
さて、その他にやることは
購入・・・着物が決まったら、帯や小物のコーディネートを決める。 着付け小物を揃える。着物や帯以外にも必要なものが多いですが、購入した店で必要なものを教えてもらえるはずです。 着物を絵羽から仕立てる場合は 少なくとも2〜3ヶ月位は必要。最低でも1年前には購入を終えていたい。
着用後もお手入れや保管が必要です。お手入れは丸洗いでも1万円程度以上はかかります。
保管には場所は平置きが基本です。スペースを確保しましょう。
レンタル・・・必要なもの全て揃っているのが一般的。肌着など着付け小物のみ購入する場合もある。 お目当ての着物が予約できるか確認して、契約するのは1年前までには決めておきたい。 着用した後もお手入れや保存の心配がなく、手間が少ないのが魅力です。
ママ振袖・・・クリーニングやサイズ直しが必要かをチャックして、お手入れに出す。(お直し料金は裄直しで1万円位。クリーニングも1万円位〜汚れ次第。2〜3ヶ月かかる場合も。)
また、必要なものが揃っているのかご自身でチェックが必要です。式の1年前から少しずつ始めたい。意外に小物も痛んでいる場合もありますよ。早めに確認します。
購入同様にお手入れと保管の手間がかかります。
*購入もママ振袖も 余裕を持って少なくとも式の3〜6ヶ月前には袖を通せるようにしておきたいです。
さて、いろいろ悩んだすえにどのような選択をするか決めたら契約です。
契約内容をよく確認します。
購入・レンタル契約、記念写真、美容の手配 できれば式典1年前までに
購入やレンタルは契約が必要です。
仕立てやサイズ直し、コーディネートの小物や着付け小物はセットになっているかも確認が必要です。中には記念写真や美容特典も付属している場合もあります。
契約の内容をしっかり確認しましょう。
成人式の前後で記念写真を撮る方が多いです。セットになっていないのであれば、個人で予約をします。
成人式の当日をはじめ、記念写真の際の美容についても 予約が必要します。
ママ振袖の方も同様です。
よく言われるのが 「レンタルや購入特典の式当日の美容支度のスケジュールが予約順で、遅く契約すると不利になる。」 ということ。
式当日に朝4時に支度を始めたという話はよくお聞きします。
美容を個人で頼む際も できるだけ早めに頼みます。目安は1年前です。
1〜2ヶ月前に問い合わせてももう満席である場合が多いです。 気をつけましょう。
事前打ち合わせ・準備 式・前撮り写真前1週間前までに
美容を頼む場合、希望を伝えることが満足するために必要です。
メイク・ヘアセット・帯結びなどこだわりを伝えましょう。
お支度の前に もう一度必要なものが揃っているかチェックします。
前撮り写真
式当日はとても忙しいので、多くの方は事前に記念写真をとります。
最近はスタジオのほか、ロケーション写真も人気です。
写真を撮った後はご親戚にご挨拶に行ったり、家族でお食事にいくのも楽しいですね。
レンタルでなければ式典がおわってから後日ゆっくり撮影も可能です。
成人式当日
予約した時間に美容を済ませて、会場に移動します。
会場までのアクセスと所要時間を確認しておきます。当日は会場までの交通は混雑するのが常です。 時間に余裕を持っておきましょう。
成人式後
着物ハンガーに着物と帯を室内の日のあたらない場所にかけて、湿気ととります。 着付け小物も同様です。
レンタルは期日までに返却します。
それ以外は 2〜3日後に畳みますが、汚れがないかどうか入念にチェックします。
あれば、すぐに手入れに出します。 汚れがない場合は適切な場所で保管します。
結論
さて結論です。
方針は 予算 と 好み と 手間 で考える。
予算で選べは 高額順に
購入 > レンタル > ママ振袖
手間を選べば、 手間がかかる順番
ママ振袖 ≧ 購入 > レンタル
好みで選べば 好みがあう確率
レンタル・購入 ≧ ママ振袖
ママの着物が好みなら親子ともにラッキーです!
また、好みが別れても、 式当日はレンタルで、前撮り写真はママ振袖という方もいらっしゃいますよ〜。
おまけに ここが大切、
着物が好きならば、
ママ振袖・購入 > レンタル
ママ振袖や購入の場合は お友達の結婚式など成人式以降も本人次第で着用の機会はたくさんあるはずですよ。
一度きりの着用ならば潔くレンタルもありです。
スケジュールは
1.5〜2年前から 考え始め、半年前までには準備・予約が終わっておくようにします。
具体的には 高校を卒業する進路が決まったタイミングで開始、1年前には契約・予約。成人式の前秋頃〜お正月までに前撮り写真。 当日は慌てずお支度してお出かけするだけです。
どうでしょうか?
経済的にも 時間も手間も 結構負担が多いなぁ〜と感じたのではないでしょうか?
大変と感じるか、楽しんで準備するか、心の持ちようですが
どうせなら 母娘で同じ時間を共有すると思って楽しんでみてください。
きっと思い出になるはずです。
そして、お気に入りのお着物が見つかりますように。
振袖カラー診断も振袖選びのご参考になりますよ!
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