【成人式の準備】ママ振袖を成人式に着よう!

 先日、お嬢様の成人式の振袖をどのように用意するのかを書きました。

ママ振袖を着ると決めた! とてその後、何をするか不安があると思います。

今回は 具体的な何をするかご説明します。


 まず、収納から取り出してみます。 着物や帯だけでなく、周辺小物も取り出してチェックしてみます。


<お手入れ>

汚れ 仕舞っぱなしの着物には意外と汚れがあるものです。

サイズ直し 母娘の身長・体型が大きく違う場合はお直しが必要です。 

お手入れには 近くの呉服店、ネット店、悉皆にて取り扱いがあります。


丸洗いは いわゆるドライクリーニングのことです。 汗汚れや古い汚れは落ちにくいです。

サイズは 裄(首の付け根から手首のくるぶしまでの長さ)、丈、幅を中心にみます。

着物を直す場合は、長襦袢も一緒に直します。

約1〜3ヶ月かかります。


 汚れひどい場合やお直しが大がかりの場合は 仕立てを完全に解いて反物状に縫い合わせて水洗いをする『洗い張り』をします。その後にサイズをぴったりに縫い直すことができます。 約3〜6ヶ月かかります。


 さらに 着物・帯に汚れはなく 状態が良い場合も案外、畳紙に茶しみがある場合があります。 この際取り替えましょう。


半年〜3ヶ月前までには 着用可能にしておきたいものです。


<取り合わせ>

 小物の取り合わせ コーディネートを考えます。

 半襟、重ね襟、帯揚げ、帯締め を変えるだけで雰囲気を変わります。

 お嬢さんの個性に合わせた取り合わせをして、部分的に新しく買い揃えるものいいでしょう。最近は個性的な小物もたくさんありますので、ママ振袖も違ったアレンジができて、今風に変わります。



<買い足し>

着付け小物

 揃っているか、壊れていないかをチェックします。


<小物> 

 草履、カバン、ストール

 使用回数は少なくても意外と痛んでいるものです。

 エナメルは剥がれていないか?! ストールの毛は抜けていないか?


<美容の予約>

 成人式の着付けやヘアセットの予約をします。

 成人式は 市・区役所などのHPなどに例年の日程が載っています。

午前午後などおおよその時間もわかります。

早い方は2年前から 多くは1年前から予約をします。

遅くても6ヶ月前には 予約を済ませましょう。


<記念写真>

 成人式の当日は 美容に時間がかかり また会場への移動があります。

ゆっくりと写真撮影の時間が取れないことが多いです。

できれば、記念写真を式前後にとることをおすすめします。

 ご本人様だけでなく、ご家族写真を残すもの 良い記念になりますよ。 冬休みなど家族の集まる時期に行う方も多いです。


おまけ

<着用後>

 汚れを確認します。 あれば、すぐにお手入れに出します。

なければ、できれば着物ハンガーを使い、 着物と長襦袢を 陽の当たらない場所に 2日位吊るして 蒸気を飛ばします。 帯や紐、帯枕、帯板なども同様にします。 

 足袋や肌着は洗濯します。 長襦袢や半襟は汚れに応じてお手入れをします。 

 そして、晴れで湿気がない日に 畳んで湿気のない風通りの良い場所にしまいます。



 さて、どうですか?

大変な作業ですが、成長したお嬢さんへの贈り物として 楽しみながらなさってはいかがでしょうか?



 でも、なかなか自分たちでできないと思っている方へ。

普段着物に触れる機会が少ない方がこの一連の作業をするのは大変ですよね。

 当方では コーディネート相談で汚れやサイズ、お手入れが必要などと取り合わせ提案を一緒にチェックするサービスをしています。 


 お写真は先日の コーディネート相談事前打ち合わせの様子です。

一連のチェックを済ませますので安心です。 

 「母娘の身長差が10センチある場合はママ振袖は難しい!

 お店でそう言われたそうです。


  ご相談・チェックの結果、

着物にはお直しは必要なく着用可能とわかりました

 

 さらに どの帯にするか? 小物の取り合わせ、髪飾り、ヘアスタイルをどうするか、

何を買い足すかもご提案しました。


 「本当に相談してよかった!」そういってもらえました。

あとは足りないものを買い足すだけです。


何をどうするかがわかれば 本当に安心ですよね。

 ぜひコーディネート相談をご利用くださいませ!




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