クローズアップ【草履】雨の日
着物を着るとき、お天気はとても気になりますね。私も必ず前日に確認し、翌朝にも必ず確認します。帰宅の時間まで傘や雨コートが必要ないか降水確率もチェックします。
雨の日には着物を汚さないことはもちろん、足元もケアしてくださいね。
今回は草履の雨の日対策をお知らせします。
<対策>
・足袋の替えを用意する。訪問先で汚れた状態にならないようにします。
また、足袋の上から履くソックスタイプの足袋カバーがあります。防水になっており、訪問先に脱げば、綺麗な状態で過ごせます。
・雨用の草履もしくは草履カバーを用意する。
草履の鼻緒をすげるために、裏面に穴が開いています。そこから水滴が入ると鼻緒と台が汚たり壊れたりする原因になります。
雨の日用で底が開
いていないものや、爪先にカバーのついた草履が有ります。
また、度々ご紹介してしていますが、草履にすっぽりと被せて使う透明素材のカバー『おとも』が有ります。 普段の草履にかぶせるだけですし、訪問先に行ったら、外すこともできます。千円程でお手軽な上に大変便利です。
と言っても、 2、3足目の草履であれば、鼻緒が調節できてる晴雨兼用の草履も有りますので、そちらを揃えたい!
ということで 、今回その晴雨兼用のタイプの草履を注文しました。鼻緒は台と同じ皮のエナメル仕上げですので、多少雨が当たっても拭けば大丈夫です。パーソナルカラーで配色してみました。45日後に仕上がるそうで待ちきれません!こちらの履きごごちもいずれご報告できればと思います。
こちらが底面です。
写真1は薄鼠に桜鼠の組み合わせ。
伝統色彩士協会、『エドシカル』の四十八茶百鼠カラーです。
0コメント