チャレンジ草木染め 【ブルーベリー】
実家からもらった沢山のブルーベリーが冷凍庫に入っていたのを思い出したので、久しぶりに仕事の合間をぬって手仕事です。
今回は大きな綿のガーゼタオルを染めます。
必要なものは
生のブルーベリーの実(冷凍庫の物も可能)、
他にお酢と水と鍋と
シンプル!
(今回は目分量で、大雑把なので分量の記載は省きます。)
①ミキサーにかけたブルーベリーに水を加えて、煮だつ手前で火を止めて、濾します。(煮だってしまうと色が鈍るそうです。)丁寧に濾したほうが仕上がりがきれいです。
②お酢を加えて、染料は出来上がり。
③布を浸して暫く置き、水洗い
④陰干し
手順もとてもシンプルです。
今回のブルーベリー染めは右から2番目です。
綿なので、色は薄目です。
ブルーベリーの実の色の深い青紫をイメージできる色にしっかりと染まりました。
(染料はもう少し赤みがありましたが、布が乾いてみるとこのような色に。)
前回染めたアボカド染め(左2枚)、黒豆染め(中央2枚)、今回のブルーベリー染め(右から2番目)、右は比較のための白い生地。
ほんのりとした優しい色合いが魅力ですね。
私はこの色で満足なのですが、これが仕事となると大変!と思わずにはいられません。
濃い色を得るためには 材料が沢山必要で、刻んだり、発酵させ、煮出した染料に何度もつけ、媒染材に移し、また染料に浸す を繰り返したり、糸や生地を叩きつけたりもします。
またもっと大変なのは染料の色を思った色にすることです。温度や湿度、生地の種類や材料によって色は変化します。(絹は綿、麻よりもう少し濃く色がつきます。絹は風合い、通気性も良く、染料にもよく染まる優れた素材です。)ですから安定した色を出すには経験と知恵が必要です。
草木染めは 材料集め、染料づくり、染めの工程
と改めてそのすごさに気づかされました。
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