合格!きもの文化検定1級
年末に大きなプレゼントが届きました。
きもの文化検定1級の合格通知です。
封筒を開けるときはドキドキしました。
自己採点では 文章記述問題がどう採点されるかで合否が分かれるところであった為です。
合格の文字を見つけたときは 飛び上がって喜びました! 本当にです!
思い返せば、始めたのは4年前。 伝統色彩の勉強を始めたばかりの頃のこと。
地方から勉強に来ていた同期生の「受験するよ。」を聞いたのがキッカケでした。
あるのは知っていたけれど、どこか他人事でした。 なぜなら1級の問題は専門的なものばかりで絶対に無理と思っていたからでした。
でもいいきっかけをもらったし、まずは受験してみようと単純に思ったわけです。
早速その年の秋に5・4級、3級を1日で受験しました。難なく合格でした。
(この検定は飛び級受験が出来ない代わりに5・4級と3級に限り、同日午前午後に受験が可能になっています。)4択マークシートですので、きもの好きの方であれば、合格が可能です。
翌年秋、2級を受験。これもスルッと合格しました。解答が記述式ではありますが、着物をお仕事にされている方なら合格できると思います。
そして去年、1級に挑戦。 記述の他、文章記述する問題が出ます。知識を文章でまとめる力が求められます。 これが本当に苦手でして・・・。 去年は時間がギリギリで解答を見直す時間もなく、撃沈。落ち着いていれば多分合格できた内容で、準1級に甘んじることに。
さて、今年は反省を踏まえて対策をしっかりした・・・つもりでした。
が・・・しかし・・・ 当日になると緊張もあって思う通りにいかず、またもや時間ギリギリでした。 試験後に問題を見返した時には アホ解答(知っているのに間違えた解答)を見つけて落ち込みました。 よって苦手な文章記述問題の採点次第という結果に。
これはもう半分諦めモードで 立ち直りまで2週間かかりました。
そして、昨日合格通知が送られてきました。
苦手だった文章記述に助けられ、合格できたというわけです。
本当に嬉しかったです。
早速、SNSで合格報告させていただいたのですが、「おめでとう!!」や「すごい!」と言っていただいて努力が報われたような気がしました。ありがとうございました。
同時に 勉強法やコツは? とコメントありました。
やはり皆さん1級には壁を感じているようで 私もそうでしたし、そこがとても気になるのだと思います。
そこで、考えてみました。
合格のコツなんてものはないのですが、結論は・・・
着物のことはもちろんですが、日本文化を好きになる。
この一言に尽きるような気がします。
テキストや問題集をやっただけで合格のラインまでちょっと足りない気がします。 普段から日本文化に興味を持ち、知ることが合格の近道かなと思いました。 振り返ると確かにそんな一年だったように思います。
1級には2年かかりましたが知識が深まり、すんなり合格するよりも逆に良かったと思っています。
今はまだ「難しいな〜」と思う方も必ず合格できる日がきます。 諦めずにコツコツ積み重ねて挑戦してください!
さらに いろいろな方面で活躍している仲間の存在も大きかったです。 きっかけ、刺激・ヒント、時には励ましをもらって頑張れました。 これは大きな財産だし、大切にしていきたいと思っています。
そして家族の理解と協力にも感謝しています。そして一緒に喜んでくれてありがとう!!
合格通知には
「日本文化の真髄と言われる『きもの文化』への一層の理解と研鑽に努められ、広く伝承していただくことを願って・・・」
と書かれていました。
私も合格はできましたが、満点ではございません。 まだまだわからないことばかりで勉強は尽きません。 多分一生続くのだと思います。
今日はその決意表明したい気分です。
着物文化を愛して、これを探究し、必要としている方へ提供したり発信したりする
それを使命として これからも頑張っていこうと思います。
今日は報告と決意表明でした。長い文章、お付き合いありがとうございました。
今までとは違って写真付きのプラスチックのカードの合格証!
今年春、次男の入学記念で訪れた写真館にて ついでに1人で撮ってもらった写真です。 ここに役立つとは!
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