日日是好日
見たのは
茶道を通して 人生や日々のことの大切さや味わいを学んだ作者の体験を描いた『日日是好日』(にちにちこれこうにち)です。
茶道には 以前から憧れがありました。
けれど本格的にすることはまだありません。ですので、その憧れからも茶道の一欠片でも垣間見れたらという思いから みたいとおもっていました。
来ていたのは 多分茶道をされていそうな面々。 茶道の一場面にありそうな出来事(例えば正客を遠慮し合うとか・・・)で笑いがこぼれていました。
このように表面的な事柄も もちろん参考になったのですが、
先生役の樹木希林さんのセリフで
『動作は頭で考えるものではない。勝手に動くもの』とか 『心で感じる』などは
本当に感じ得るものがありました。
このような考えは若い時の私では得られなかったと思います。 人生でいろんなことを経験したからこそわかることがあるということもあるでしょう。
もし、茶道をしていればもっと早くわかることができたかもしれませんね。
さりとて、 人生も悟り?も まだまだ道半ばですが・・・
久しぶりに 静かで充実した時間を過ごしました。
もう一つの楽しみとして
先生役の希林さんの着物姿がありました。
着付け教室で 憧れの着物姿について話題にすることがありますが、 時々樹木希林さんが登場します。
時々見ることができる希林さんの さりげないオシャレな着物姿に いつだって釘付けになります。 押し付けがましくなく、それでいて存在感のある姿は もはや着物に存するものでなく、ご本人のなせる技なのだと思います。
この映画でも お茶の先生役だからなのか? 希林さんだからなのか わからないけれど、 しっくりくる着物姿や佇まいで 茶道をベースとした このストーリーに引き込まれていったことは間違いありません。
さて、題名の「日日是好日」 その解釈は人それぞれでしょうけれど、
今の私には その日その日の出来事を受け入れ味わいましょう ということにします。
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