着物とメイク
着物を着るときのメイクは 気になりませんか?
普段通りのメイクを 少し変えるだけで 変わりますよ!
まずは 違いから。
<洋服のメイク>
陰影(シャドー)と 光(艶やラメ)、ハイライトで 立体を、
出来るだけ目を大きく見せる(見せたい)為の アイラインや マスカラを、
色(アイシャドーや頬紅)で華やかさを演出
もしくは ナチュラルメイクで 自然な感じを演出
といったところでしょうか?
<着物のメイク>
陰影・立体感は必要ありません。
艶は 口紅に少しだけあれば良いくらいです。
デカ目メイクも必要ありません。
必要なのは
1. 肌を整えること。
2. 目と口がはっきりとすること。
(ナチュラルメイクすぎや化粧をしないと 着物に負けてしまいますのでオススメではありません。)
3. 色味はたくさん必要なく
昔から 紅、白、黒(炭)のみ。
紅は 古来から 魔除けの色でした。
今は 口紅と頬紅を 血色よくするために用います。
白は 肌を整えて滑らかに見せてくれます。
元々 位の高い人として(また憧れとして)の白肌演出でした。
昨今、 お着物の際にでも真っ白とはいきません。 ツヤ感を抑えた肌色で十分です。
黒、 昔の化粧としての黒・墨色はお歯黒ですが、 今はもうする人はいませんね。
眉墨とアイラインです。
でか目メイクというより 切れ長の目を演出する方が 着物には よく似合います。
この3つの中で最も 大切にして欲しいのは 紅色です。
口紅と頬紅の色は 衣装の色で 決める方も多いと思いますが、
ご自身のパーソナルカラーを主体に決めた方が
血色が上がり、 結局 衣装にも映えるものです。 お試しください。
先日診断にいらしたお客様です。(掲載許可頂いております。)
眉を整え、必要な長さや幅に引き揃えます。
印象的な大きな目元ですが、アイシャドーで目元を強調せず、アイラインで整える程度。
黄色みの得意な桃子さんです。
頬紅と 口紅の色は パーソナルカラーで、 血色が上がり、
健康的で若々しく、優しい雰囲気に仕上がりました。
実は青み系のお色もお好みということで
口紅は極端な 黄色みにせず、 中間の色をチョイスしました。
大変気に入っていただき、早速実践してくださっています。
和のパーソナルカラー診断の際、ポイントメイクのレッスンをオプションでお付けできます。
お着物メイクを特定したのもでなく、普段から使えるテクニックでもあります。
ぜひご利用ください!
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