チャレンジ【草木染め】春の色

 お天気は晴れ、風もなく穏やかな日です。

こんなよい気候なのに、コロナ渦でお出かけも思うようにできません。

 3度目の緊急事態宣言あり、25日からは本格的に巣籠もり生活が始まります。


 そこで、ただ家にいるだけではもったいない! 時間を有効に使いたいと思っています。

まずは 草木染め。 去年から少しずつやっています。

今回は材料や道具に揃えて、 生活の中にとりこむ構えでおります。

 といっても できるだけ身近な材料で チャレンジしていきます。


 今回は ヨモギとカラスノエンドウ、 そして まさかの豆苗に チャレンジしました。


<ヨモギとカラスノエンドウ> 

布: 絹のストール 

染料: 生の よもぎ と カラスノエンドウ

媒染剤: アルミと銅。

計4色の染め分けしました。


色: 黄色 ヨモギ+アルミ

   薄黄 カラスノエンドウ+アルミ 

   柳  ヨモギ+銅  

   薄萌 カラスノエンドウ+銅

  (写真左から)

花山吹の襲、黄柳の襲 のような美しいかさね色です。


命名『春のそよ風


 絹の光が美しさを際立たせています。

絹は 本当に染色に向く繊維です。 

 反省点は カラスノエンドウは染料が薄かった様子。 けれどかえって、フワッとした春の緑色を出せたかな〜と思います。

 これは 母の日のプレゼントに。 春は 母の誕生日もあるので ぴったりのストールになりました。



<豆苗>

布: 絹の楊柳 (サンプル用)

染料: 豆苗

媒染剤: アルミ(スーパーの焼きミョウバン)


 見事に黄色に発色しました。

染料は薄い緑色でしたが、絹に移ったのはレモンイエローのようなさっぱりとした黄色でした。(写真では黄色く見えます。)

 実は 夕食用に 豆苗のお浸しを作っているとき、鍋を茹で汁を見てひらめいた!

染料でマメ科の材料が多いので もしかして・・・と試しにやってみることにしたのです。

びっくり仰天! 素敵な色にあがりました。 

 木綿サンプルも用意しましたが、案の定タンパクの下処理をしていなかったので、色づきせず。

 堅牢度(褪色具合)は実験中です。

 次回は 帯揚げなども染めてみることにします。 また媒染剤も替えてみる予定です。


 草木染め、どんな色がでるか 乾いてみるまでわからない、 それが楽しいです。

このように試行錯誤して 先人たちも 自然の美しい色をいただいていたのですね。

 まだまだチャレンジ続きます。




ヨモギ  

カラスノエンドウ

愛され着物いずみ 出張着付け 着付け教室 川崎市 溝の口 鷺沼

キレイで ラクで 楽しい和装をご提案・ご提供します。 川崎 横浜 東京  厚生労働大臣認定 1級着付け技能士 きもの文化検定1級 出張 着付け 着付け教室 和の パーソナルカラー診断 柄診断&メイクレッスン コーディネート相談