チャレンジ【仕立て】ステテコその2
その1で 着物下着の素材について 考察してきました。
やっぱり絹の下着が欲しいということで 良い材料が見つかったので作ってみました。
このページでは実際ステテコを作った材料・過程を公開します。
<材料>
絹100% 14匁シルクサテン 楊柳 90cm幅X2m
幅広ラッセルストレッチレース13.5cm幅 1m
ラッセルストレッチレース3cm幅 2m
ニット用のミシン糸、
手縫い用の糸。
偶然にネットでセール品を見つけました。いずれも格安で入手でき、総額2000円強です。
<作業>
① 絹の生地を洗う。
丁寧に(手洗い+干す)X 2回
生地幅は 90cm> 76cm
長さ 106cm > 99cm
と大幅に縮みました。
特に幅は18%も、楊柳だから余計に縮んだんですね。
②型紙を作って、生地に写す。 縫代をとり、切る。
型紙はペチパンツの製図を手に入れて、工夫しました。
③左右の股下を手縫する。
楊柳でギザギザミシンがかけにくいので、縫代が見えないように表から縫って、裏から縫いました。 (写真をご参照。)
④左右を合わせて、股を手縫する。縫い方は③と同じ。
⑤一旦試着。
丈やウエストの位置を確認し、マークする。ウエストに合わせてストレッチレースを裁断する。
⑥すそのレースをミシンでギザギザで縫う。
⑦ウエストをミシンでギザギザで縫う。
ストレッチレースを引っ張りながら縫います。これで自然なフレアーができるはずです。
⑧端の始末。糸の始末。
ウエストは ローライズにしたため、余った生地を切り落とします。
所要時間3時間半。
薄いシルクの生地をミシン掛けするのは初めてでした。
緊張感があり、出来上がって嬉しいです。
何といっても肌触りが最高です。
ウエストと裾のレースがこだわりです!
楊柳のシルク生地が安価で手に入ってラッキーでした。
生地を染めようかと思いましたが、また次回以降のお楽しみに取っておきます!
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