日本人の肌に合う色
先日開催の紅ミュージアムでの 伝統色彩士協会代表による 和のパーソナルカラーの講座、盛況に終了致しました。
定員の2倍ものキャンセル待ちがでるほどの人気だったそうです。参加いただけなかった方は又来年にチャレンジしてみて下さいませ。
さて、講座の冒頭でのお話です。
パーソナルカラーは欧米からの流れで日本でも20数年前から注目されております。
活用にあたり、その色の分類法は年月を重ね日本人の肌色に合うように独自にアレンジされ、近年では洋服のみならずお化粧やインテリアまで、幅広く活用されております。
では、それを着物の世界で そのまま活用できるかどうかというと、必ずしもそうではない場合があります。
なぜならば、着物の色は、日本の独特の伝統色で染められてきたからです。 ですから洋服の色の感覚で着物を選んでも、ぴったりこないのはそのせいなのです。
その伝統色の多くは植物染によって出来た色です。 それは日本の風土によって育てられた植物の色です。そして、そこに暮らす日本人の肌に合うのものなのです…
洋服は似合う色が何となく分かっていても、着物になると途端に似合う色迷うのはそのせいなのですね〜とご参加の皆様も納得されているご様子でした。
そして実際に診断をしていただき、実感もしていただけたと思います。
より多くの着物愛好家の皆様に
和のパーソナルカラー診断、さらに柄診断・骨格診断をご活用いただきたいと思っております。
中央:代表の吉田雪乃、
左:同期のMさん、右:私
同じ日本人ですが、肌の色はそれぞれ、似合いの色もそれぞれ違います。
さすがに3人とも似合うの色ですね!!
36色の正絹のドレープです。
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