着物をどこで買いますか?  その4

 どこで買いますか? その1実店舗その2リサイクル店その3ネット店に続きシリーズ最終回です。


さて、今回は 個人間の 譲られものと 個人売買についてです。


 お着物を始めると どこからともなく 着物が集まってきます。  

親・親戚から、 お稽古ごとの先生から、 さらに 近所のおばさま達からなどなど。

ただでいただけるものはありがたい!! 

でもちょっと待ってください。 着物はたくさんあるからいい とは限りません。


・サイズがあるか? 長襦袢に合うかしら?

・コーディネートするものがあるか? 

・収納場所があるかしら?


この3点を確認してからにしましょう。


 サイズが合わない時は お直しに費用がかかります。 数千円〜 洗い張りや仕立て直しには3万円以上はかかります。

 そしてせっかくもらっても コーディネートするものがなく、 合うものを購入するか、 タンスの肥やしになることにも。

そうなると 収納に場所をとられ 本当に着られるものが置けなくなります。

 無料でいただいても その方が親しければ親しいほど、頂いた方へ着用したところを見せないといけないという プレッシャーが!

  お直しなどに費用をかけても価値がある・気に入ったものならば良いのですが、そうでない場合は遠慮しておいてもいいかもしれません。せっかくのお着物です。似合う方へ 着る方へ 渡って欲しいのです。


 次に、個人売買です。

ネットで 個人売買が気軽にできます。

その2、その3で書いた通り、

サイズ問題

製品の価値、状態が

自分で納得できるなら こちらも ありだと思います。


<余談>

着物は 究極のリサイクル可能なものです。

母が着て 娘が着て そのまた娘が着るというのも 珍しくありません。

 以前、 『おばぁちゃんが嫁に来た時に持ってきた振袖』をお孫さんへ お着付けしたことがあります。きちんと手入れをして 見事に復活させて 袖を通されていました。 本当に見事で 素晴らしかったです。

 そして受け継いだ着物はやがて 布として 活用されます。 

以前は着物の次は 丹前、 座布団 そのほか

袋ものになり(カバンやポーチ)、道具入れ また表装にしたり。

樹木希林さんはベッドカバーにしたり、洋服にされていました。

 浴衣は 寝巻き〜子供のおむつ 最後に雑巾へ。

本当に無駄がありません。最後まで使い切ることができます。それが着物です。

ファストファッションにはできないことです。


 本題に戻りますが、 案外掘り出し物があります。

大切にされていたお着物や帯を 前のオーナーさんから 受け継いで 自分で大切にできるならば 活用してみてください。


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