着物・帯の収納方法その2
今日も巣篭もりを有意義に過ごしております。
箪笥に 着物と帯の収納した様子をその1でご紹介しました。
今回は 箪笥に入れるたとう紙の扱い方をご紹介をします。
たとう紙は 畳紙、 多当紙、着物文庫、 文庫紙 とも呼ばれます。
素材は 紙、 和紙などでできています。 中には洋紙もありますが、保存用には適しません。 和紙のものに入れ替えましょう。
こだわりは 3つ。
まず、畳紙の大きさ。
帯は63cm、きもの用は83〜6cmのものです。
以前は棚の幅に合わせて着物も帯用を使っていましたが、今は引き出しが幅広ので二つ折りの着物用にして 引き出しにたくさん入るようにしています。
特に決まったものにこだわっていません。 お店からついてきたものでも 使える和紙の
ものはそのまま使っています。
(写真:以前は 無印良品のシェルフを使っていました。帯サイズより長く、着物サイズにはちょっと足りないサイズでした。ですので、 わざわざ 帯用のサイズの畳紙を買い、着物を入れ替えて使っていました。 剥き出しなので、仕舞い込まずどんどん着物を着る人には便利です。部屋に異常がなければ、湿気も心配はありません。どんどん着ることで湿気も淀みも取れます。 難は重ねすぎるとシワができます。)
お手入れに出すとお店によって畳紙の大きさがまちまちですので、希望を伝えると叶えてくれる場合があります。
次に、畳紙と薄紙に付いている厚紙台紙はとり外します。
(写真2上) カビを防止する為です。これは綺麗に取るのは簡単ではないですが、失敗しても中紙のみも購入してストックがありますので、これを使います。また、外すことでスペースがちょっと違う気がします。
(写真上:中の厚紙は取り去る。 写真:中紙を天地返して窓をふさぐ)
最後に、 中紙薄紙は使います。
使わない方もいらっしゃいますが、私は使います。
ただし、天地替えをして窓を塞いでしまいます。
窓のフィルムが直接着物や帯に当たらないようにする為です。(写真2下)
フィルムや紐をつける為にノリが使われております。 畳紙はここから変色が起こりますので、着物などに影響を及ぼさないようにする為です。
小窓が塞がれても 畳紙につけた紙テープに中身の詳細が書いてある(その1参照)ので、その影響がありません。
大きさ、中紙 とその使い方で 限られたスペースにできるだけ多く、そして扱いやすくなっております。
ご参考になさってください。
次回は小物たちです。
「 今はおうちで過ごすのが一番!
着物の整理収納に限らず、タンスの中身の整理整頓、断捨離、お部屋の家具の配置換えも体を動かしながら おうちで過ごすことができ、気分転換にもなります。
ぜひ何かのヒントになればと思います。 」
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