チャレンジ【襦袢直し】番外編 居敷当て
夏仕様の襦袢のお直しを実行中ですが、 ポリエステルの絽の長襦袢に 『居敷当て』がないので 気になりました。
夏の着物は透けるので、 『居敷当て』をつけることがあります。
これは 後ろ身頃の腰からしたの部分に当てる布のことで、
下着が透けることを防ぐとともに、 背縫いの裂けを予防できます。
もし、夏の着物につけない、ついていない場合は 長襦袢につけます。
薄物のきものに この『居敷当て』がついていないものがあるため、 長襦袢につけることにしました。
そこで 先日夏物を整理した時に処分を決めた 『うそつき襦袢』があることを思い出しました。腰から下の部分は またまだ使えそうでしたので、この部分を利用することにしました。長襦袢を洗った場合に縮んだりするため、長襦袢と同じ素材が適しています。
今回は ベンベルグ(キュプラ100%)です。 ポリエステルの長襦袢との相性は大丈夫ななずです。 肌触りも良くベトつかず良いので捨てずに使えて よかったです。
つけてみるとこんなにも 透け具合が変わりました。
夏の着物をご検討の際は 『居敷当て』のことも忘れずにいてくださいませ。
さて、明日は 麻の襦袢を直します。
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