チャレンジ【長襦袢サイズ直し】その4本番

 チャレンジ【長襦袢サイズ直し】やっとご報告できます!

 

 おおよそ、一日でできる作業でしたが、失敗をしてしまったため、二日かかりました。


<サイズ直しの箇所>

・身丈ー1.3寸

・身幅と肩幅 +0.7寸

・袖丈直し +0.6寸


写真は作業後のものです。


 では作業の手順です。

<下準備>

・サイズをきっちり測る。

・縫い代と内揚げなどを測ってお直しできるか判断する。

・使うものを準備します。 (使ったものは その5にて)


<丈詰め>

・後ろ身頃、前見頃の内揚げを解く

・印付、まち針を打つ

・縫う。

・縫い代を倒してくける。


*裾縫いを脇縫いの5cmだけ解いた。



*****前身頃内揚げの難*

****

 単純だと思っていた丈詰めに、落とし穴。

解き始めてから、衿と衿下も外さないと前身頃が揚げられないと気づく。


・衿下は剣先から内揚げのすぐ下まで解く。

・衿は衿肩開き付近まで解く。

・内揚げを縫ってから、短くなった衿下を衿のなかに入れて衿を付け直し






<身幅だし>

・脇部分に印つけとまち針を打つ

・縫う。

・きせをかける。くける。

・アイロンをかける。

・裾縫い。


*****大失態*****

なぜか裾から身頃を合わせてしまい

縫い終わって、くけてから印があっていないことに気づく。

心折れて、作業を中断、翌日に持ち越し


 翌日、やる気を取り戻して作業再開

・続き、肩の折り目を確信して、両身頃の身八つ口止りと袖付止まりを合わせてから まち針をして、縫う〜裾縫い。両脇を作業。



<袖の直し>

・袖口下と振りの縫いを 袖下の縫い目から10cmくらいまで解く。

・袖下の底の部分を解く。*袋縫いの部分(折り返しの内側部分)は外さない。 

・印付け。まち針を打つ

・縫う。そこ部分と袋縫いの部分を前に倒して縫う。

・アイロンかける

・縫い代をくける。


<肩出しと袖付け>

 ・肩幅出し分の寸法を印つけ

 ・袖を身頃を合わせて、まち針を打つ。

 ・縫う。

 ・くける

 ・袖付止まりと 身八つ口止りに 『かんぬき止め』をする。


完成!


<反省>

 全体的によくできました。


 丈詰めに衿を外すことになるのは想定外!見込みが甘かった。

最初にわたっていたら躊躇したかもしれませんが、やり始めたので ダメもとで作業した結果、できた。>>>自信がついた。


 袖は縫い代

が少なく、ギリギリいっぱい出した。いささか不格好だが、良しとした。

 調子が出たところで、大きな落とし穴があり、縫い直しのハメに。

まち針を打つときは きっちりと 印をみてやるべし。


 運針の練習をしたため、時間を短縮できたと思う。くけはまだまだ自信がないので、練習をしようと思う。

  

 プロではない& 自分が着るものなので 完璧を求めませんでした。>>>満足度が高くなる。幸せ。

   

 合間の家事をするため、集中力が途切れる。事前に済ませておき、集中できるようにすべし。

 何よりもサイズが直せて 快適に着れるようになった。 素晴らしい!!

小千谷本麻 紋紗 120番手の長襦袢、 涼しくて軽い、お直しして大切に使います。


 今回の作業のお供は

坂本龍一 FULL ALBUM 2020 懐かしく 何度も聞き返しました。

手嶌葵 Best Songs Of Tejima Aoi 2020 


『かんぬき止め』袖付止まりと 身八ッ口止まり(写真)

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