チャレンジ【草木染め・アボカド】

今回は 染めの勉強です。

練習ですので身近な材料、アボカドです。


・材料・用意するもの

・作り方

・仕上がり

・出来と課題

 について綴ります。


<材料>

・木綿 ガーゼ晒 90cm×35cm 2枚

・染料

 1番液 アボカド皮と種 小2 + 水1.5L

 2番液  水 1L

・媒染剤

 明晩大さじ2 熱湯500mlで溶かす  + 水2.5L 



<用意するもの>

・ステンレス もしくはホーロー鍋 

・ボール 大きいもの2つ

・菜箸

・手袋

・計量カップ

・計量スプーン


<作り方>

1.

実と汚れを取り除いて

種はスライス、皮はちぎって、1.5Lの水の入った鍋にいれる。

2.

沸騰してから弱火で15~20分煮る。

3.

計量カップで すくっては注ぐを繰り返し空気を含ませる。

赤くなったらOK。

4.

十分に赤くならない場合は しばらく置く。20分程おきました。

(その間に2番液を水1Lでとります。3〜4の作業をします。)

5.

一番液と2番液を合わせて、 20分間 布を浸す。

*布は染料から出ないように、布に空気の泡をを入れないよう 菜箸で 時々動かします。

*事前に 布を中性洗剤で洗って、 40度くらいのお湯につけて 軽く絞ってから染料へ。

*待っている間に 媒染剤を作っておく。


6.

布を染料から取り出して、さっと水洗いする


7.

媒染剤につける。20分間浸した後、軽く水洗い。(液から布がでないように)


8.再度染料に入れて 15~20分浸す。


9. 軽く水洗いする。

10.干す。

11.半乾きでアイロン掛けをする。



左 干す前の布の色。

右 残った染料の色、リキュールのカンパリのような色です。

アイロンを掛けた後の布


<仕上がり>

左・・・2回染料を潜らせたもの。クリアなピンク色です。桜色にも近いです。

中央・・・3回染料を潜らせたもの。ほんの少し茶色味がかっています。

右・・・材料のガーゼ晒 真っ白です。


<出来と課題>

・ムラなく綺麗に仕上がりました!>>>丁寧に布の空気の泡を取ったのが良かったです。

・草木染めらしい優しい色合いが出ました。>>>

   肌着をこの色に染めると可愛らしいですね。

   気分も上がります。

・1、2番液を混ぜて使用しましたが 思ったより濃くならなかった。>>>

   濃染剤を使用しなかったので、 次は濃染剤を使用してみたいです。


 

 染めは 糸や布を乾かしてみないと 出来上がりの色がわかりません。

染料の色がそのまま布に出るとは限らないし、媒染剤によっては色が変わります。

今までは明晩を使ってみましたが、 鉄媒染剤も使ってみようと思います。

    それから、絹などほかの素材も染めてみたいです。

 



 仕上がるまでそんな色になるか 楽しみに待ちながら作業するのも 草木染めの魅力ですね。また、簡単で、材料も身近なもの、しかもキッチンでも出来るのでこちらを参考にチャレンジしてみてください。 2〜3時間なので、お子様の自由研究にもいいですね。


  さて、 染めの作業とコツが掴めてきました。 

次回は 伝統色彩士協会 吉田雪乃先生 から教えていただいた黒豆染めをしてみます。




 

愛され着物いずみ 出張着付け 着付け教室 川崎市 溝の口 鷺沼

キレイで ラクで 楽しい和装をご提案・ご提供します。 川崎 横浜 東京  厚生労働大臣認定 1級着付け技能士 きもの文化検定1級 出張 着付け 着付け教室 和の パーソナルカラー診断 柄診断&メイクレッスン コーディネート相談