お手入れ 〜衿汚れ〜

 自宅にいて、時間がゆっくり取れる日は 着物のお手入れをします。

絽の着物も間も無く終了ですので、 予定のない着物を 収納前にお手入れ。

ベンジンで襟汚れを落とします。


 油汚れ落としに効くので、 首元の皮脂汚れ、ファンデーション汚れ、袖口の皮脂汚れにも効きます。

 以前、しっかい 屋さんで 講習を受けたことがありますので、 同じ要領をご案内します。

 *ご参考のための掲載です。作業は自己判断にて行ってください。高級品は専門店へ持ち込みしてください。


用意するもの

ベンジン

タオル、布切れなど

ブラシ(歯ブラシも可)

ドライヤ


注意事項

ページ末をよく読んでください。


手順

 台に下にタオルを敷き、襟の汚れ部分を乗せる。

 ↓

 ベンジンはたっぷりと布切れ(ガーゼなど)につけ、汚れ部分につけます。汚れの部分を擦ります。酷い汚れはブラシを使って擦る。素早く作業します。

(水ではなく、揮発性のものなので、擦っても大丈夫です。)たっぷりと使って 汚れを下のタオルに移します。

 ↓

 布切れで外側にぼかす。輪シミ予防です。

 ↓

濡れいてる輪郭の外側から中心に向かってドライヤーを当てる。

 ↓

今度、襟裏から同様にします。

 ↓

 半日〜1日着物ハンガーにかけてから、収納します。

 

襟の筋汚れがきれいに取れました! 


再度

<注意事項>

*油汚れに有効です。汗は取れません。

*ベンジンは危険物ですので、保管に気をつけ、 換気の良い、火気のない場所で扱って行ってください。普通の薬局で買えます。ハンコは不要。

*必ず襟先など見えないところで ダメージがないかチェックしてから行いましょう。

*必ず裏表します。掛け衿にダメージが起きたときは 仕立て替えで地衿と掛け襟を付け替えることができます。掛け襟だけでなく、地衿にもダメージを残さないように裏表、ベンジンをたっぷりと使って お手入れします。

*大島紬や結城紬などの高価なものは使わないように、

また長年蓄積されたより汚れも プロにお任せしましょう!

*ワンシーズンに1、2回します。収納前には一回行います。

*あくまでも方法のご案内ですので自己判断において、普段着から試してみてください。


以前やったものもこの通り

<ビフォー>

<アフター>

目立たなくなりました!

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