ミッション・格好いいから 女性らしい着姿へ
『御召』は 徳川11代将軍 徳川家斉が愛用したとされるため、その名がつきました。
染織でいうと「ちりめん」の一種の 『御召ちりめん』ということになるのですが、
違いは
ちりめんは 織りものにしてから 精錬し、 染色をします。
一方
御召は 先に精錬し、染色してから織りものにします。
ですので、その風合いや肌触りが全く違います。
また、紬と同じ先染めの織り物ですが、格式があり お茶席などにも使うことができます。
織り模様や色によっては袋帯をして式典にも可能です。
さて、御召はこのようにちょっと格があるお着物なのですが、
シワになりにくく シャキッとしております。 なので、茶道をされる方やお仕事着としてのお着物にもぴったりします。
さて、写真の西陣御召は パーティで着たお着物です。 パーティーにも着ていけるのが御召です。
色柄ともにダンティな着物なのでお仕事着としてぴったりなのですが、
こちらの着物に 女性らしいまろやかさと華やかさを出してくれたのがこの帯です。
柄は お花のデザイン、女性らしい丸みのある形。
また、帯の地色と柄の色が同系色なので控えめ*ですが、モールの立体感、金糸や銀糸、螺鈿が入っていてライトの下ではとても華やかです。
(*控えめに装うのが私のタイプ別の装いです。キラキラで控えめって矛盾しているようですが、色をたくさん使っていないので、目立ちすぎず、きものとのバランスが良いのです。 目指したのは 都会的な大人の女性らしさです。)
「決まってますね!」っと男性に言ってもらえたので、 可愛いでもなく、カッコイイでもないので作戦成功でしょうか?!
かっこいいの着物姿(お仕事着・お写真はこちら)から女性らしい社交着への着回ししてみました。
このようなコーディネートもいかがでしょうか?
メーカーの専務様にもお褒めいただきました!
専務様とご一緒に。
帯の雰囲気に合わせて 女性らしい丸みのある髪型で。
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